2012年3月28日水曜日

3.28

話さなきゃいけない事がある。
いつか言ってやろうと思ってた
俺の罪の代償は結局
誰にも報復に合わず
ただ自分を恨み続ける3年間だった。
マシリトを辞めて
当時付き合っていた彼女とも別れ
仕事もうまくいかず
後ろ指を指され
陰口や噂に怯え
視線や人付き合いは恐怖そのもので
いつしか疑い深く、恨み深い下水管の底をチロチロと流れるような人間になってしまったんじゃないかと
俺は薄情でまるでロボットのような心を持つ奴になっちまったんじゃないかと
ずっと反芻していた。
ぶっちゃけ昨日までは。
だから何?
不幸自慢ですか?
いやいや俺が言いたいのは
これを読むであろう君に伝えたいのは
「元気になったよ」
という事だけです。
俺が元気だと誰かも元気が出るらしい。
なあに、簡単な事さ
俺は君が元気になるまでずっと一緒にいてあげる。
ずーっとずっとだ。
一緒にいてあげる事しか出来ないけど
俺、精一杯がんばって歌ったんだ。
それを亀さんがレコーディングしてくれて
ノケンがギター弾いてくれたんだ。
俺は君のイヤホンに
君の部屋のコンポに
君の脳内や心に
宿る方法をやっと見つけたんだ。
だからずっと一緒なんだ。
俺にはやっぱりこれしか出来ない。
これしか出来ない人間だけど
もう誰にも嫌われたくないんだ。
だからもうさよならしてきた
忘れなきゃいけない事なんて
生きててあると思わなかったよ。
俺の音楽を聴いて下さい。
一生懸命作りました。
みんなで聴いて下さい。
ただそれだけです。
読んでくれてありがとう。
本当に辛かった。
今から頑張ります。
印藤