2013年6月27日木曜日

メンタル便秘

阿保か
と思う現場に毎日幾つも出くわし
眉をしかめないように片目を瞑る。

見て見ぬ振りを許せぬまま見て見ぬ振りを続けよう。

必要ではないのかもしれない
と頭爆発寸前まで考えるけど
最後に手は差し伸べてみる。

その手は握り返される日が来ない事を知っている。

ドス黒い雨雲のような物体Xを
体内に従順に飼い慣らし
今朝もそいつを乗り越えて家を出た。

帰り道
ホルモン屋からは無責任に流れる"♪上を向いて歩こう"が
今夜の霧雨の一滴くらい
極わずかな勇気をくれるが
50M先のラーメンチェーン店を横切る瞬間には
そんな頼りないソレはすっかり忘れてしまう。

神様に一つだけ尋ねる事が出来るなら
何故、私は望んでもいない悩みや欲情ばかりを
いつ何処で背追い込んでしまったのか

あるいは

本当はそれが私の望んだ姿であるのか

小一時間ばかり問いただしたい所存であります。