2013年10月27日日曜日

トビウオの気分

救わなきゃ!
と必死にもがいていたのに
水中にいたのはこっちの方だったりして。

尚更、離しちゃいけないよな
自分から差し伸べた
この利き腕だけは。

ずっと泳いでいると
岸辺に向かっているのか
沖に流されているのか
よく分からなくなる時がある。

少なくとも
誰かと一緒にいる時間だけは
大事にしよう。

いつも足の爪先だけは凍えるほど冷たい。

それが私の生きている体温を知らせてくれる。

なんて皮肉な話しだろう。