2013年9月30日月曜日

echoをくゆらせて。

食器をカチャカチャと洗う音

水が弾けるシーンが目に浮かぶ

ありきたりな水色

食器用洗剤のバイオテックな匂い

床には乾いたパスタが一本

左足で転がしてみる

情けない男

悪者にもなれない

今は優しくしたくも

されたくもない。

2013年9月29日日曜日

2MIXには限界がある

両耳はLとRしかない

君は君が思っているほど器用ではなくて

僕は僕が思っているほど不器用でもない

等間隔に配列された生活のノイズが

膨大なチャンネル数のミキサーから

まるで濁流のように電話越しに流れる

スピードを落として

ゆっくり腰をおろして

一服しながら考えよう

君はそのスピードではこれ以上走れないって事を

素直に認めてしまえばいい

ましてや走りながら考えられる訳もない

決断はそれからでも遅くない

決断よりも一休み

また全力で走りたいなら

それは逃げじゃないさ

停滞じゃないさ

笑われたっていいんだ

耳の穴は二つ

君が受け止めなきゃいけない事は

君が決めればいい

君が選べばいい

2013年9月28日土曜日

小さな箱の物語

僕らは時間の流れない箱の中にいる

箱の外側にはゼンマイ仕掛けのネジ

流動的な事件やニュースの中で

僕らは昨日の出来事すら思い出せない

小学生コンクールのようなタッチで描かれた

片方の翼だけ残った天使

顔を覆って泣いている

しゃがみ込んで泣いている

私は悪魔に指を差されてしまったの

もう地上からは戻れないの

もうこの箱から出れないの

涙が止まっても気づかないまま泣いている

僕はというと外の世界を睨みながら

ネジを巻き戻す

誰にも悟られないように

ゆっくりと

ネジを巻き戻しながら

僕らの中で僕を演じ続けるしか方法がわからないから。

2013年9月24日火曜日

俺とスタジオまきの

明日21:30〜

「BLACK SKY FISH」

連れてって

雨雲が

古い映画の

予告編のように

魚たちの

頭上を

覆い隠す

その場所まで

連れてって

連れてって

連れてって


糸電話を鳴らせ!

山崎先生に御礼を言いに行った。

夜中まで二軒ハシゴして

あれこれ話せて嬉しかった。

苦悩の表現者でありながら

矛盾と真っ向から闘う女の姿は

こちらが畏怖するくらい

ピュアな情熱がほとばしる。

自分の理想像や

世の中の理想論や

大衆の云う綺麗事や

譲れない芯の部分を

ちゃんと自分自身で分析(解析)しながら

同時進行で発信(表現)を続けるという行為は

もう

気が狂いそうなほど

大変な生き方です。

そうそう

狂ってしまうのは簡単なんだ。

狂人と正常の間に

糸電話を開通させるような

か細い声や

僅かな震えに

いつも神経を尖らせるような

そんな生き方だけど

いつも

背景には青空が広がっている。

僕はまだまだまだまだ

沢山学ぶことがあるけど

それはすごくすごく

幸せなことだ。

ありがとうございました。

p.s

次こそはカラオケ行きましょう!

2013年9月23日月曜日

星を売るヒト

フローリングの
埃は
ミニチュアの
雪の街さ

ストーリー
予測不能
殺人
現場の
足跡のよう

2013年9月22日日曜日

mother

自分の

寂しさを

飼いならす為に

誰かの

救済に

時間を

費やして

いた

だけかもな。

ふと、体温が下がるような思い。

色々吹っ切れそうだ。

飼い殺す。

2013年9月20日金曜日

犯行現場に美しき女性

山崎紗也夏先生の漫画
サイレーンの第一巻が発売されました。

おめでとうございます。

実は
今週号のモーニング掲載の最新話に
僕をモデルにした
月本院長というキャラクターが登場します。

ネタバレは嫌なので
詳しくは書きませんが
とっても怪しく(変!?)
事件の重要な伏線を握っているような
特濃なキャラに仕立てあげて頂いております。

しかし
あんなに清潔感のある男前に描いて貰っていいのだろうか、、。


ちなみに
受付の女の子役で
ゾンビロリータのお嬢(現ayumi.)
もチラリと出ています。

前回のコラボライブ(8/20)の際に
観に来て頂いた
山崎先生のインスピレーションに触れたらしく
こういった形で
憧れの作家さんの作品に登場した僕ですが
もうなんと言えば良いのか、、

感激とか感動を通り越して
何だか、くすぐったい気持ちで
ここ2日間を過ごしております。

Twitterでも既に報告しましたが
久しぶりにマシリトのベース川敦から返信があり
(彼も先生の「マイナス」時代からのファン)
非常に驚いてました。

ちなみに
現在のアイコン画は
その月本院長の下描き段階で
先生からメール頂いた
「無精髭ありバージョン」
というレアな一点物(笑)

ごめんなさい、、
だいぶ自慢話になってしまいましたが
僕自身
彼女の10年来のファンなので
どうかお許しを。

このくすぐったい気持ちを
共有できる人がいたら
すごく嬉しいです。

皆さんも読んでみて下さい。

2013年9月17日火曜日

みちキャン2013 完遂。

ありがとうございました。

フェス、とは言え
キャンプとBBQが主体の
音楽は二の次くらいの
そんなラフな雰囲気が
素晴らしかったです。

豪雨にやられ
しかし我々の出番前に奇跡の晴天。

山々を見渡しながらのハイトーンボイスは
格別でした。

来年も呼んで貰えたら、いいな。

福島の方々にも
強いアピールが出来たと思います。

俺、

小さい頃から
遠出すると
ずーっと寝てる癖があるんだけど
今回、
絶品のジンギスカンを食べ損ねました、、。

でも、

豚汁やすき焼きなど
ご馳走を振舞って頂き
本当にお腹も胸もいっぱいでした。

帰りの霧の濃さが半端じゃなかった、、、

稲川淳二の世界ですよ
まるで。

2013年9月14日土曜日

新コラボシリーズ

スタジオまきの+印藤勢
をやります。

http://www.antiknock.net/detail/2013/09/25/#630

彼とはいつ仲良くなったのか
あまり覚えていない。

口数は少なく
行動する男。

何時の間にか
こちらの心に侵食している
不思議なストーナー野郎です。

スタジオまきの
と言えば
ジブリミュージックを
ノイズ&ドロップチューニングで
超轟音と超静寂を指弾きで操る
そんなコンセプトがありますが
今回はそんな彼に
侵食されながらも
私の歌とギターが
どれだけオリジナリティを保てるか
ここが見所だと思います。

昨夜、リハーサルを試みましたが
早速カオスでしたよ。

せっかくだから
この日限りの曲も作りました。

歌詞も書き下ろします。

今まで僕がやったコラボシリーズの中でも
最も過酷でドープなステージになりそうです。

結局は何処まで連れて行けるか

あなた達を。

自己満足の世界のようで
我々は同じ方角に歩いているのだ。

巡礼は続く。

2013年9月12日木曜日

HATEな?

ジェラシーとシンパシーの狭間

お前なんて認めねえ!
という愛情表現。

恥だという事を知らない恥。

世間の目からの痛覚の麻痺。

どうせ誰もいなくなるさ。

その内お前のご都合主義が暴かれるさ。

一貫性が無いって怖い。

手はポケットに入れたまま

悶々と夜をやり過ごす。

あ、

メロスピ部

池袋公演お疲れ様でした。

来てくれたみんな、ありがとう。

写真はそのリハーサル中に僕が描いたルール。

2013年9月10日火曜日

ツアーファイナルを終えて。

伝説のレジェンド14
にお越しの皆様
誠にありがとうございました。

豪雨や終電の影響もあったと思います。

何とか辿り着いて
ギリギリまで遊んでいってくれた
あなた
優勝です。

僕、個人のピークは
自分の出番前に
恐らく8割(写真はまだ5割くらい)は完成してるであろう
彼の絵を目にした瞬間でした。

報われた気がした。

おこがましいかもしれないけど
俺の為に
俺たちの為に
命をかけて
闘ってくれてる人がいる。

涙しか出なかった。

もう後は真っ直ぐ歌うだけでした。

届いたと思う。いや、確信しています。

信じる事はとても怖い。

誰かに強く信じられる事も同じくらい怖い。

だけど
ここまで来て良かった。

俺の"ここまで"が
あなたの居場所になってくれて
本当に良かった。

そういう日でした。

P.S

様々なゲストアクトが
MCで俺の名前を呼んでくれて
1人ずつアンサーを返したいところだったんだけど
恥ずかしいからやめておく。

また、いつか、次会った時に
ゆっくり話しましょう。

ザイオンへ登れ!

人間の解放へ、走れ!

2013年9月7日土曜日

明日に迫りました。

さて、いつもの場所よりも
馴染みのない方には
"横浜 関内BB street"
ちょっと遠い場所に感じるかもしれません。

が!
決してそんな事はない。

池袋や山手線の西側から来られる方は
「副都心線から直通の東横線」
に乗れば、一本で
「馬車道駅」に着きますので
そこから歩いて10分圏内ですし
(僕はいつもこれで行きます)

何より
「JR京浜東北線」
を使えば(山手線の東側も通ってますね)
「関内駅」まで乗り換え無し。

目の前の「セルテ」という駅ビルの
12階を目指して頂ければ
改札から数えても1〜2分でしょう。

一応、お店の電話番号を載せておきますので
万が一、迷った時には
気軽に連絡してみて下さい。
045 681 8202
親切なスタッフさんが対応してくれます。

それでは
"天国に一番近いライブハウス"

明日、お会いしましょう!

お店のOPENは18:00〜です。

2013年9月6日金曜日

9/8 出演者紹介 その5

もうね
この人達に関しては
本当に予備知識なしで観た(?)ほうがいいと思う。

こういうのを
プロフェッショナルって言うんじゃないかな。

僕、その根性とクオリティに毎回
涙してます。

タイムスリップ出来るバンド(?)
日本が
欧米のヒッピーやサイケデリックな文化に憧れた時代なのかな
エロやエンターテイメントが
ちょっと間違った解釈で(良い意味で)
輸入されて
独自の進化を遂げた時代。

人々の生活に
パワーとエネルギー(精力?)を与える為に
彼女らは
混迷する現代にこそ
蘇ったんじゃないでしょうか。

多分、"イロモノ"とか"エンタメ"を主張してるバンドが
束になっても叶わない
強靭な息遣いがあります。

決して、解雇主義な訳でもなく
前述した
"こんな時代だからこそ"
必要とされるべき
楽団だと
僕は信じています。

あえて動画は貼らない。

だって彼女らのパフォーマンスには
時代背景には
YouTubeなんて
お茶を濁すだけ。

つまりそのくらい衝撃って事。

トリ前を務めて頂きます。光栄。

サイレント汁

クソの集まり
クソ会議
クソが頼んでもないのに
勝手に集まって
クソ同士
たまに喋ったかと思うと
今度は
独り言をブツブツ言ってやがる。

後輩のクソは
先輩のクソを持ち上げて
その先輩のクソは
もっと著名なケツを舐めたがるんだろ?

それをボーッと見てるクソ
それが俺だ。

140文字を垂れ流して
一体何が解るというんだ。

と、

たま〜に

嫌気が差す時も

無きにしも非ず。

あ、

DEADLY PILES
新譜出ます!

僕がインタビューしました。

(えっへん)

2013年9月5日木曜日

9/8 出演者紹介 その4

奈良と言えば
僕は唯一、永住しても構わないと思える
そんな土地なのですが
そこから発信される
若者の主張は
彼らに託されたような気がします。

SPIRITUAL GARDENは
ブルースやサザンロックを根っこに
70'sヘヴィグルーヴを現代解釈したような
それでいて日本独自のハードコアスピリットを持つ
非常に稀なバンドだと思います。

ツェッペリンやパープルを聴くときに
"やっぱりこれだよな!"
と深く頷いてしまう
あのペンタトニックの魔法
キラーリフの反復
シャッフルビートの高揚感
その全てを併せ持つ
個人的にもツボ過ぎるバンドです。

彼らを観てると
"早く家に帰って耳コピしてえ!"
となります(笑)

それだけピュアネスに溢れてるパフォーマンスを約束してくれます。

6/15に行われた
"伝説のレジェンド大阪編"
でも
惚れ直した
というか
もっと関東でも評価されるべきだと信じて
ツアーファイナルに参加して頂きました。

D.I.Y(自力)で
海外を回っちゃうそのタフネスさは
あらゆるバンドの中でも
群を抜いてると思う。


http://www.youtube.com/watch?v=U-vhZ8LT15Q&feature=youtube_gdata_player

2013年9月4日水曜日

9/8 出演者紹介 その3

今回、特別にいつものイベントとは一味違った
"ライブペインティング"
といういわゆる
"生描き"

バンド演奏と同時進行でやります。

HESOMOGE氏との出会いは
遡ると10年前くらいかな
とにかく圧倒されたTERROR SQUADというバンドの
1stアルバムのジャケットがきっかけです。

そして
僕が以前やってた
マシリトの最後2枚のアルバムのジャケや
ステッカー、フライヤー、Tシャツ
なんかも彼が手がけてくれました。

他にも著名なゲームのデザイン等もしていますし
個展もそのジャンルを超えたHESOMOGEファンとの交流も垣間見えて
それは素晴らしい空間でした。
http://hesomoge.com/

しかし、今になって思えば
音楽的な同調というよりも
人間として
表現者として
フィールドは違っても
いつか辿り着きたいユートピア(理想郷)に
それぞれ
勇み、歩んでる者として
その山脈(あるいは渓谷)の中で"出会ってしまった"ような気がします。

もちろん僕が一方的にファンでもあり
恩師と仰いでる部分も大きいのですが。

この日はオープンと同時に描き始め
恐らく公演時間めいっぱい使って
描き上げてくれるとは思うのですが
そこは"生描き"ですから
"はい、出来上がり!"の瞬間は約束出来ないとの事。

というよりも
先述した"バンド演奏と同時進行で描かれてゆく過程そのもの"
を楽しんで貰えれば、と思います。

下のリンクは日本が誇るブラストビートの代名詞的存在
IRONFIST辰嶋氏とのコラボでおこなわた
ライブペインティングの模様です。
http://www.youtube.com/watch?v=sKNOlIHzl_4&feature=youtube_gdata_player

2013年9月3日火曜日

9/8 出演者紹介 その2

八王子から
メルヘンとパンクの両サイドを網羅する
暴君の登場。

「the well wells」

今時、珍しいツアー本数で
全国を駆け回りながら
規格外のステージで
笑いとホロリをお届けしてます。

移動型ディズニーランドパンクとでも言いましょうか
鍵盤の遊びとディストーションの対比
浅井ちゃん(♀)と奥君(♂)のハーモニーバランス

とってもキュートで意地悪なのに
絶妙なタイミングで拳を突き上げたくなる不思議なバンドです。

ローファイな音でハイエナジー!
これぞ、インディーロックの醍醐味。

元々は
彼らの新譜のレコ発ツアー横浜編を
我々がサポートする為に
この日を立ち上げたのですが
ちょうど良く
僕らもツアーファイナルにさせて貰いました。

P.S

打ち上げはお手柔らかにお願いします。。。


http://www.youtube.com/watch?v=9jm6Qx5UNzk&feature=youtube_gdata_player

2013年9月2日月曜日

9/8 出演者紹介 その1

横浜の叙情系ハードコアの代名詞
といえば
真っ先に彼らを思い浮かべる人も多いでしょう。

優しく紡がれたポエトリーと
相反する絶叫が
夢に生きる若者の代弁者となって
僕らの胸を締め付けます。

この手のサウンドにありがちな
ナヨナヨしたパフォーマンスや
インテリ、ナルシストな雰囲気は一切なく
とにかく
男臭く
体当たりなステージに惚れました。

スタートからトップギアに持って行ける
まるで100M走のような
貴重なバンドだと思ってます。

だからこそ
トップバッターをお願いしました。

横浜で開催されるファイナルに相応しい
横浜代表トップアスリートエモーショナルサウンドを
体感して下さい。

P.S

Vo.ケンゾーさんとは
小説やヒップホップの趣味なんかも
合いそうで
もっとお話ししてみたい
人物であります。(照)


http://www.youtube.com/watch?v=RyTxSRhzuTo&feature=youtube_gdata_player